2013年6月7日金曜日

イタリアのペレットストーブメーカーから技術者が来日しました。

先週と今週は、当社の扱うイタリアのペレットストーブメーカー 「CADEL(カデル)」 から技術者が来日していました。


CADEL社の国内総輸入元である当グループでは、日本国内でのCADEL社製ペレットストーブについて、責任を負っています。

これまでイタリアにて新商品の説明や技術的な指導を受けてきましたが、今回は技術者に来日してもらい、日本国内での具体的な設置状況、気候や標高など設置環境による燃焼状況、50ヘルツと60ヘルツへの対応、国産ペレットへの適応など、具体的に現状を共有しながら課題と対処法を整理しました。

 
では、そもそもなぜ、国産ではなくイタリア製のペレットストーブを販売するのか。

それは何といっても、ペレットストーブの先進国であるイタリアに、まだまだ学ぶべきことが多いからです。技術でも、燃費でも、デザインでも、安全性でも、価格でも、国産品は遠く及ばないのが現実です。
長い目で見て、日本国内でペレットストーブをしっかりと定着させるためにこそ、現状の最高レベルの機器を国内に普及させることが使命だと思っています。

これから私たちグループは「CADEL Japan」として、責任と使命を持って販売網を広めて行こうと思っています。
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イタリアのペレットストーブメーカーと言っても、実は多くが中小企業です。イタリア国内の各地に点在し、国の特色ある産業として成り立っています。
そこで、彼らの日本滞在の最後は、山梨の地域の産業であるワイナリーにお連れしました。中でも最も小さなワイナリーの一つ、機山洋酒工業さんを訪問し、土屋ご夫妻に案内いただきました。

地域のものづくりとして、地域の中小企業の経営者として、地域で必要とされる事業として、国や人種は違っても、同じ心を持ってこれからも仕事ができる、と思えた日々でした。

笹本貴之 / 笹本環境オフィス株式会社 代表取締役